Case Studies
研修先
熊本県 社会福祉法人 様
業種
職員数
参加者
職員様
参加数
95 名
講師
田木さと子
主な研修内容
「心理学を用いたコミュニケーション力向上研修」
職場におけるコミュニケーション力の向上を目的に、心理学の視点を取り入れた内容を実施しました。
コミュニケーション能力を高めるためには、まず「自己理解」を深めることが重要であるという観点から、参加者には自身の言動や思考の癖に気づくワークに取り組んでいただきました。
・なぜ特定の相手にイライラしてしまうのか
・なぜあの人とはうまくいかないのか
・なぜ自分の主張が受け入れられないのか
といった悩みは、誰もが一度は感じたことがあると思います。
その背景には、多くの場合、自分自身の「言葉や行動の癖」や「考え方のパターン」が影響しています。これらの癖は習慣化されたものなので、同じタイプの相手を苦手に感じたり、特定の相手と繰り返し衝突したりすることにつながりやすくなります。
今回の研修ではチェックシートを活用し、まず参加者一人ひとりが自身の傾向に「気づく」ことを目的としました。自己理解を深めることは、コミュニケーション改善の第一歩です。自分のことが分かるほど、相手の気持ちや考え方にも気づきやすくなります。そうした意味で、自己理解は他者理解につながる大切な土台と言えます。
このような気づきが広がっていくことで、職場での相互理解が深まり、より協力しやすく、働きやすい雰囲気づくりにもつながっていくことが期待されます。
当日は、参加者から「なるほど」「わかる」といった声も多く、終始活発で和やかな雰囲気の中で研修が進行しました。参加者の自己理解の促進と、コミュニケーション改善への意識づけに良い機会となったようでした。