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研修セミナー事例集

Case Studies

就職活動自己分析セミナー

  • 研修先

    福岡県 福岡大学商学部商学科 様

  • 業種

    大学生

  • 職員数

  • 参加者

    就職活動生

  • 参加数

    14 名

  • 講師

    東 健     

主な研修内容

福岡大学商学部商学科のゼミで、就職活動生を対象に「持ち味カードセミナー」を行わせて頂きました。
就職活動期間は、とても長く険しい道のりであり、幾重もの試験や面接を乗り越えて行かなくてはならないものです。その中で多くの人は「自己分析ってどうしたらいいの?」「自分は果たしてどういう人間なの?」という悩みに陥ります。今回はそんな悩みに対して、学生が自信を持って自分の持ち味を活かして希望する企業・職業に挑むことが出来るセミナーを行いました。

上述の通り「自己分析」は、意外とどういう風にすれば良いかわからないものですが、就職活動を行う際にはとても大事な事です。普通にじっくり考えていてもなかなか的確な言葉が出てこないものです。しかしこの「カード」を使うことにより20分程度で行う事が出来ます。

例えば「素直さ」や「使命感」「自己管理」「失敗を活かす力」「戦略構築」などの言葉が「見える化」された70種類のカードの中から自分に有るか、無いかを選び続けるだけです。
この日は90分の1コマでありましたので、まずカードから自分が持っていると思う持ち味は「YES」に、持ってないと思うものは「NO」に、どっちかわからないかなと思うものは「YESorNO」というところに置く作業から始まりました。

そしてカードの精査が終わると「YES」から3枚選びます。その3枚は、何故そう思うのかを、詳しく相手に話す事が出来るカードが良いですね。これまでの経験談を色濃く詳細に伝える事が大事です。
そして今回は3年生が対象でありましたので、「NO」または「YESorNO」から今後自分に必要だと思うカード1枚選びました。何故その持ち味を選んだかは具体的な理由があれば尚良いですね、行きたい業界に必要だと思うから、バイトをしていて必要だと思っていたから、などでも構いません。その持ち味は4年生の4月までに身につけられるように行動の動機付けが出来るようにする為のものです。

この精査作業が終わると実際にゼミで行動しているグループごとに分かれて、計4つのカードの発表をします。その際は実際にその「持ち味」を発見したエピソードを話します。話し終えたら今度は同期が発見した、自分の「持ち味」を伝えてもらいます。自分では「持っていない」と思っていた事でも、他者から見たら「持っている」と思われている事もあります。この時はお互いを知っている人同士だと尚良いですね。

このグループワークの良さはお互いを褒め合うという事です。人から褒められるとやっぱり嬉しいものですよね。皆さんわいわい賑やかにワークをされるので、笑顔で笑い声が飛び交います。
就職活動中は何かと落ち込む事が多いので、4年生で就職活動真っ只中の方には是非受けて頂きたいですね。

そして学生の書いた4つのカードの持ち味とその理由を書いたワークシートをゼミの先生に提出してこの日は終了致しました。担当の先生からは「学生を『批判的に』見るのが仕事なので、ついつい辛口になってしまっていましたが、学生の持ち味について、今後は少しやさしく目をむけていくこととしましょう。」というお言葉を頂きました。

ご興味を持たれた方は弊社までご連絡ください。