人材育成に関する主流の変化
育成はすぐに成果が現れにくいため、良い方向へ向かっていたとしても「手間暇かけている割には成長の実感を得られない」「このやり方でよいのか」と不安になりメンタル面にも負担がかかります。
特に現代は変化のスピードが速い上に情報が溢れており、異世代のみならず同世代でも価値観のギャップが生まれやすく、それが育成をさらに困難にしています。
今はコーチングという言葉もかなり知られてきました。コーチングがビジネスの世界で広がり出したのは2000年頃のことです。それまでの「教え込む」スタイルの育成から「引き出す」スタイルの育成へ変化しました。メンバーとの対話重視、1人1人の強みを認め活躍を支援するスタイルは今も続いており、その流れで、1on1ミーティングを導入する企業もまだまだ増加傾向です。
育成の際に心がけたいポイント
☑ホールインワンで入らなくてOK!
「教えたのに出来ない」「教えたようにやっていない」とは、よく聞く言葉です。教える側としては一度教えたら出来るようになるとイメージしがちですが、何かを習得するには反復が必要です。少しずつでも目標地点に近づいているかを見極めることが大切です。ベストよりもベターという視点で見てください。
☑決めつけはNG!耳を傾けてみる!
以前アンケートで「新人の頃に悲しかったこと辛かったことは何ですか?」と数十名の方にお尋ねしたところ、「こちらの言い分を聞かないで頭ごなしに否定された」「あなたは〇〇だから~できないと決めつけられた」等の声が目立ちました。失敗に関してもまずは相手に経過を話してもらう等、一方的なコミュニケーションにならないようにすることもポイントです。
☑不機嫌な顔や威圧的な態度をとらない
人は、「話の内容」よりも「相手の表情、態度」の方が印象に残ります。無言の圧力は新人にとっては恐怖です。分からない事があっても質問しにくくなり、結果的に成長を妨げてしまいます。
学ぶの言葉の由来は「〇〇〇」!

学ぶの言葉の由来は「まねる」という説があります。従って直接指導育成している時が学びの場ではなく、上司先輩や周囲の人の’いつもの姿’がそのまま学びとなるのです。教える側が、日頃の立ち居振る舞い、言動に気を配ることも大切です。
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上田 正順(社会保険労務士)